幻術士の立ち回り

「幻術士」は9つあるクラスの中で唯一のヒーラークラスです。
ヒーラーという通り回復魔法を使えるのが大きな特徴です。
他の8つのクラスと比べると攻撃はちょっとだけ苦手ですがソロでも十分に戦えます。

また、レベル30になるとFFシリーズでお馴染みの「白魔道士」にジョブチェンジできるのでそれを目的に幻術士を始める人も多いんじゃないでしょうか。

そこで今回は幻術士の基本的な立ち回りを紹介したいと思います。

基本の立ち回り

幻術士の立ち回りは非常に単純です。
エアロストーン(Lv18からはストンラ)で攻撃してたまにケアルメディカで回復するというのが基本になります。

そもそもクラスのうちは使えるアクションが少なくヒーラーにはコンボの概念も無いので工夫の余地が少ないということもあります。

ジョブで本格的な立ち回りを覚える前の練習的な位置付けなので基礎をしっかり身に付けましょう。

ワンポイント

いくら工夫の余地が少ないとはいえ、それでもできることはあります。
少し意識するだけで立ち回りがぐっと良くなるのでポイントを見ていきましょう。

回復はHP50%を切ってから

しっかり装備を更新してアイテムレベル(IL)の高い装備をしていればケアル1回でかなり回復できます。
ぎりぎりまで粘ってパーティメンバーを死なせてしまうのは論外ですが、オーバーヒールするのは非常に勿体ないので残りHP50%を目安に回復すると良いでしょう。

移動中の回復は自動回復に任せる

次のグループまでの距離にもよりますが移動中(非戦闘状態)は自動回復でかなり回復します

戦闘終了が近付いてきたら次のグループまでの移動時間と自動回復量を考慮してケアルするかどうか判断しましょう。

ケアルラは緊急用

ケアルラは習得するのがLv30なので幻術士では使わないかもしれませんが一応紹介しておきます。

ケアルラは高レベルで習得するので思わず使いたくなってしまいますが、コスパの悪い地雷魔法なので緊急用として使いましょう。

MP効率(消費MPに対しての回復量)でいうとケアルが1.125なのに対してケアルラは0.7しかありません。
たまにケアルラ連打でMP切れを起こす人を見掛けるので注意しましょう。

3人以上回復するならメディカ

範囲回復は消費MPが多いですが人数が増えるほど効率が良くなります。

3人以上回復するならMP効率、回復効率、GCD消費量のバランスを考えるとメディカの方が良いでしょう。

レイズは迅速魔とセット

レイズは詠唱時間が非常に長いので使う時は迅速魔を併用しましょう。

迅速魔を習得する前(Lv17まで)か迅速魔がリキャスト中の場合はタンクのHPを十分回復してから使いましょう。
途中で回復のために中断することになっては意味がありません。

迅速魔のリキャストタイムが残り僅かなら明けるのを待って安全に蘇生するの良いでしょう。

ギミック処理は積極的に

扉を開けたりカギを拾ったり、宝箱を開けたりといったことは積極的に担当しましょう。

エアロを撃ちながら、あるいは滑り撃ちでギミックの前まで移動するとロスが少なく済みます。

もしギミックまで距離があるならスプリントすると楽になるのでホットバーの使いやすいところに配置しておきましょう。

宝箱であれば「詠唱開始>宝箱をターゲット>宝箱を開ける>敵をターゲット」とすることで1GCDの間に全て行うことができるのでロスなく次のアクションが実行できます。(同じように詠唱中にロットすることも可能です)

ファーストアタックはストーン

本来の意味でのファーストアタック(FA)はタンクがするべきものなんですが、ここでは幻術士が戦闘で一番初めに使うアクションのことを指しています。

戦闘開始で初手回復なんてことはないのでまず攻撃することになりますが、ファーストアタックはエアロではなくストーンにしましょう。

エアロは総ダメージがストーンより多くてインスタント(無詠唱)でもあるので非常に高性能なんですが、ファーストアタックとしてはそのインスタントが邪魔になってしまいます。

ストーンであれば事前に詠唱を開始して着弾の瞬間を戦闘開始に合わせられるので多少ではありますが戦闘を有利に進められます。

もちろんタンクがFAを取る敵と別の敵に撃ってしまうと敵がばらけて迷惑になりますし、自分がFAを取ってしまってもタンクがターゲットを取りづらくなって迷惑になるので対象とタイミングには気を付ける必要があります。

タイミングは何度もやって感覚を掴むしかないですが、ターゲットに関してはタンクに対してアシスト(/assist)マクロを使えばある程度絞り込めるのでうまくいかない場合には試してみましょう。
慣れてくればタンクの動きを見てどの敵にFAするのか分かるようになります。(それでも「そっちなの!?」ってことが稀によくあります)

エアロは撃たない or 3体目以降に

先ほどちらっと出ましたが総ダメージはストーンよりもエアロの方が多いです。
ただエアロは継続ダメージ、通称DoTどっと(Damage over Time)が主なダメージ源でストーンを上回るには撃ってから約12秒(4ticks)、ストンラでは約18秒(6ticks)も必要です。

なのでレベルが上がってエアロのDoTを生かせるくらい戦闘に時間が掛かるようになるまではエアロは封印するか最後まで生きていそうな敵に撃つようにしましょう。
最後まで生きていそうな敵を見分けるコツは距離(初期位置が一番遠い敵)と種類(HPが多い敵など)、そして一番大事なです!

最初のグループで試しにエアロを撃ってみてDoTが生かせそうか確認してみるのも良いでしょう。

戦闘中の立ち位置は敵の近く

射程が長いからといって敵から離れるのはやめましょう。
範囲回復するために近付かないといけなかったり、次のグループに向かうのに出遅れてしまいます。

基本的にはオートアタック(AA)の届く距離にいるのが良いでしょう。

ただし、足元にAoE(範囲攻撃)を放ってくる敵がいる場合は大人しく離れておきましょう。
離れたところにAoEを誘導することで近接DPSやタンクが戦いやすくなります。

AAを入れる

先ほど説明した通り基本的にはAAの届く距離にいるのが良いのでついでにAAも入れましょう。

ダメージは雀の涙ですがボタンを1回ぽちっとするだけなので非常にお手軽です。
「スコン!」という小気味良い音も聞けますよ!

さいごに

幻術士の立ち回りなので基本的な内容ばかりでしたがいかがでしょうか。
コンテンツがスムーズに進行すれば自分もパーティメンバーも幸せになれます。

ちょっとした工夫で大きくパーティに貢献することができるので、是非この機会に身に付けてしまいましょう。

この記事を切っ掛けに更に自分なりの貢献の仕方を見付けてもらえたら幸いです。

それでは素敵なエオライフを!